映画No.1:カサブランカ

※この記事はごちゃごちゃしてる上にてきとうに書いてるので嘘八百並べてる所も出てくるでしょうがあんま気にせず書くので気にせず読んでください。

さて、しばらくブログ書いてなくてなんかネタないかな何て思いながら映画を見ていたのでこれからは映画をネタにいろいろ書いていこうかなとおもいます。
今回の映画は1942年製作のアメリカ映画、「カサブランカ」。
ざっくりいうと第二次大戦中のモロッコカサブランカでのラブロマンスを主演にハンフリーボガード、ヒロインにイングリッドバーグマンを据えて描いていて、演技力すげーなーとか、ハンフリーボガードカッコいいなぁみたいな感じで見ていた。
いや、まじでハンフリーボガードカッケェなっていう感想がでてくる。もっと詳しく言えばカッコいいのはその演技力である。話の中でハンフリー演じる酒場の主人リックの感情は喜怒哀楽のすべてを駆け抜けて行くのだが、特に映画冒頭の無感情な姿勢から中盤のパリでの情熱的なシーンとの落差がすごすぎて同一人物に見えない。(一見リックの人物像に一貫性がないように書いてると思われるだろうが、そもそもあるターニングポイントからリックが激変するからこれでおk。)とにかく第一に注目して欲しいのがハンフリーボガードの表情と仕草であることはおわかりいただけただろうか。
第二に特徴的であったのが製作の背景として二次大戦中のアメリカ映画ということもありドイツ軍のシュトラッサー少佐がかなり強烈に悪役として描かれているということだ。どのくらい悪役かというとネタバレなので言わないがかなり悪役してる。ただ個人的にはあまり憎めないキャラクターのように見えた。それはシュトラッサー少佐を演じたコンラートファイトの人の良さそうな雰囲気が影響してるのかもしれない。また、クロードレインズ演じるモロッコの実力者ルノー署長はかなり中立的な立場(映画の観客の立場に近い。)かつコメディリリーフとして描かれてる。これはメタファーとしての第二次大戦の構造っぽいのでその辺りも注視していただきたい。
最後にその映像の古くないところについて言及しておきたいと思う。こういう評論モノではありがちなパートで申し訳ないのだが、白黒映画の画面というのは現代のカラー映画よりもより多くを語っているように思う。筆者の懐古主義であることを多いに認めてから話に入るとすると、陰影の利用の仕方がカラー映画にくらべて素晴らしいように思う。画面で感情を表す術を存分に発揮してるといえるだろう。最後の霧のなかに消えていくシーンなど雰囲気たっぷりである。
映画「カサブランカ」、是非とも見ていただきたい。

それではみなさんごきげんよう